米太平洋空軍に初の女性司令官が就任

ミリタリーブログサポートチーム

2014年10月24日 17:16

米空軍は 10 月 16 日、ハワイのパールハーバー・ヒッカム統合基地で、米太平洋空軍 (PACAF) の司令官交代式を行い、ホーク・カーライル空軍大将 (Gen. Hawk Carlisle) に代わり、新たにローリ・ロビンソン (Gen. Lori Robinson) 空軍大将が就任した。
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米太平洋空軍のカヴァー範囲は、米国の西海岸からアフリカの東海岸まで、そして北極地域から南極地域までの、実に 1 億平方マイル (約 1 億 6,000 万平方 km) 以上にも及ぶ。米太平洋空軍の司令官に女性が就任するのは初、また米空軍全体の主要軍団 (MAJCOM、Major Commands) の司令官に女性が就任するのもまた、初めてのこととなる。

ロビンソン空軍大将はこれまで航空戦闘軍団 (ACC、Air Combat Command) の副司令官を務めていた。また、これまでのキャリアの中で、全世界 50 以上の地域において、約 1,300 機の航空機と、約 8 万 3,000 人の軍人と民間人を指揮を執ってきたという。

なお、カーライル空軍大将は航空戦闘軍団の司令官となる。

U.S. Air Force 2014/10/16
U.S. Air Force photo/Tech. Sgt. James Stewart
Text : 鳥嶋真也 - FM201410

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