イスラエルの Elop 社、UAV に搭載できる超小型のレーザー目標指示装置を開発

ミリタリーブログサポートチーム

2014年11月12日 16:37

Flightglobal 誌は 10 月 27 日、イスラエルの防衛大手エルビット・システムズ社の子会社である Elop 社が、無人航空機 (UAV) に搭載できるほど超小型
の、レーザー目標指示装置を開発したと報じた。

記事によれば、このレーザー目標指示装置はミニチュア・デジグネーター・モジュール (MDM、Miniature Designator Module) と名付けられており、「特殊な超小型化」技術を用いて作られているいう。質量はわずか 100 g ほどしかなく、エルビット社製の小型 UAV のスカイラークに搭載できるという。

同社によれば、この MDM を含む電子光学ペイロードを搭載した UAV を飛ばすことで、目標物の指示にかかる時間が短くなり、例えばレーザー誘導兵器を積んだ航空機との連携などがより効率的にできるようになることなどが期待されるという。

Flightglobal 2014/10/27
Photo: Skylark® I LE - Mini UAS / Elbit Systems Ltd.
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201411

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