米軍初の韓国系米国人女性の AH-64 アパッチのパイロット

ミリタリーブログサポートチーム

2014年12月08日 11:08

米第 3 軍が運用するインターネット・メディア・サイト『DVIDS』(Defense Video & Imagery Distribution System) は 11 月23 日、初の韓国系米国人女性の AH-64 アパッチのパイロットの一人である Sarah Jeon 中尉を紹介する記事を掲載した。

Jeon 中尉は第 2 歩兵師団・第 2 戦闘航空旅団・第 2 航空連隊・第 4 大隊に所属しているという。

Jeon 中尉は、11 歳の頃に米陸軍士官学校 (ウェストポイント) について紹介するテレビ番組を見たことがきっかけで、この道を志したとのこと。しかしその過程では、女性であるということが理由で多くの障害が立ちふさがったという。だが、Jeon 中尉はそれを克服し、初の韓国系米国人女性の AH-64 アパッチのパイロットの一人になることができたとのこと。

この日 Jeon 中尉は、韓国ソウルにある淑明女子大学校でスピーチし、生徒たちに対して
“Don’t let anyone get in your head, Don’t let anyone tell you, you can’t do something.”
と語った。

2nd Combat Aviation Brigade / DVIDS 2014/11/23
Photo by Sgt. Jesse Smith
Text: 鳥嶋真也 - FM201412

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