米陸軍、テキサス州に UAV 専用の空港を建設へ

ミリタリーブログサポートチーム

2014年12月15日 16:53

ロシア・トゥデイ紙など海外各紙は、米国防総省が 12 月 5 日付で発表したプレスリリースをソースに、米陸軍がテキサス州に無人航空機 (UAV) 専用の空港を建設すると報じた。

運用される UAV はグレイ・イーグル (Gray Eagle) とシャドウ (Shadow) の 2 種類。グレイ・イーグルは米陸軍が保有する中でもっとも大きな UAV で、全長 8 m、翼長は 17 m。280 km/h で約 30 時間飛び続けることができ、情報収集や偵察、攻撃などに使用することができる。

一方シャドウは全長 3.4 m、翼長 4.3 mの小型 UAV で、最大速度 204 km/h で約 6 から 9 時間ほど飛び続けることができる。カタパルトから打ち出され、偵察や情報収集、目標指示などに使用することが可能。

同空港は 5,000 フィートと 1,000 フィートの滑走路を持つという。建設はオクラホマ州の SGS LLC が担当する。敷地面積は 150 エーカー (約 61 万平方m) で、建設費は 3,300 万ドル (約40億円) とのこと。

U.S. Department of Defense 2014/12/05
Russia Today 2014/12/11
Photo courtesy of U.S. Army
Image is for illustration purposes only.
Text: 鳥嶋真也 - FM201412

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