1日150件以上の強盗事件発生、南アの犯罪都市を舞台にした映画『裏切りの獣たち』

ミリタリーブログサポートチーム

2014年12月16日 11:45

1日150件以上の強盗事件が発生する南アフリカ共和国の”犯罪都市”ヨハネスブルグを舞台にしたクライムアクション映画 『裏切りの獣たち』(原題:iNumber Number)のリリースが決定した。

南アフリカ共和国最大の都市であるヨハネスブルグは、アパルトヘイト政策撤廃以降に近代都市・国際都市として世界的に地位を確立しようとしているが、経済の悪化、貧困、エイズ問題などの不安材料は多く、一部の失業者による犯罪が多発し市内の治安が極端に悪化している現状がある。

物語は・・・
2年間の危険な任務を終えた潜入捜査官チリとサポート役の相棒シューズは、上司の汚職を知り腐敗した警察の実態に絶望していた。それに加えて危険な任務の報酬を得ることも出来ず、今のままでは出世や快適な生活を望めない事を危惧し、彼らは大胆な行動に出る。極悪な強盗団に潜入し犯罪に加担しながら、誰も殺すことなく大金を強奪する計画を立てる。しかし、簡単に思えたその計画は予期せぬ方向へと進んでいく・・・。

監督は『Spud』シリーズを手掛けたドノバン・マーシュ(Donovan Marsh)。潜入捜査官チリ役をスドゥモ・ムチャーリ(S'Dumo Mtshali)が演じている。尚、本作はハリウッドでのリメイクが決定している。

映画 『裏切りの獣たち』は、2014年12月24日よりDVDレンタル&発売開始

Klockworx VOD 2014/11/19
Text: 弓削島一樹 - FM201412

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