軽量化した新しい M252 81 mm 迫撃砲が完成

ミリタリーブログサポートチーム

2014年12月19日 14:18

米陸軍のピカティニー・アーセナル (Picatinny Arsenal) は 12 月 3 日、従来から軽量化された、新しい M252 81 mm 迫撃砲の部隊への配備を始めたと発表した。

この新しい迫撃砲は M252A1 と名付けられており、従来の M252 迫撃砲の質量は 91 lbs だったが、これが 79 lbs にまで、つまり 12 lbs (約 5.4 kg)、およそ 14% の軽量化に成功したという。これにより、持ち運ぶ際の負担が軽減されている。その一方で、耐久力や発射レート、射程などは従来の M252 と同じであるという。

軽量化に際しては素材の見直しが行われ、アルミニウムやチタン、ナイロン、ケブラーといった素材が使われているとのこと。

すでに今月はじめから米軍の部隊への配備が始まっており、2016 年中を目処に、すべての M252 を、この M252A1 に置き換えたいという。

Picatinny Arsenal Public Affairs 2014/12/03
Text: 鳥嶋真也 - FM201412

関連記事