ウィンクで周辺視野を 3 倍率にするコンタクトレンズ
先日行われた米国科学振興協会 (AAAS: American Association of the Advancement of Science) の年次総会の席で、3 倍ズームの機能を備えたコンタクトレンズのプロトモデルが示された。
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これは元々、DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency: 米国防総省国防高等研究事業局) 助成金によるドローン (Drone: 無人航空機) 搭載カメラや、兵士用のバイオニック (生体工学) ビジョンの開発に向けた技術として進められていたもの。
そこから転じてこのレンズは、加齢性黄斑変性症 (AMD: Age-related Macular Degeneration) に悩まされる患者を救うものとして期待されている。厚みは僅かに 1.55 ミリメートルながらも、2 つのレンズ機能を 1 つに集約。1 つは等倍として裸眼で見える情景と同じとなり、もう 1 つは 3 倍率で見る事が出来る。
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