米陸軍、4,100 を超える米陸軍特殊作戦コマンドの職を女性に開放
米陸軍は3月13日、4,100 を超える米陸軍特殊作戦コマンドの職を女性に開放すると発表した。
これは John M. McHugh 米陸軍長官が 2 月 25 日に指令書にサインしたもので、米陸軍特殊作戦コマンド以外にも、米州兵の空挺大隊 (National Guard airborne battalions) や戦術心理チーム (tactical psychological teams) への受け入れも増やすとされる。
発表によると、2013 年以来、米陸軍特殊作戦コマンドでは 5,000 人を採用してきたが、そのうち 1,000 人が女性であったという。同コマンド内における女性の割合は急速に大きくなっており、特に MISO (USASOC's civil affairs and military information support operation) での女性の比率は、陸軍の他の役職とほぼ同じぐらいであるという。
米陸軍はこれまで、プリ・レンジャー・コースへの女性兵士の受け入れなどを進めてきたが、今回、直接的に作戦などに関わるユニットの職を女性に開いたことは重要なことである。
U.S. Army 2015/03/13
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