アメリカ陸軍 脱着可能な狙撃用サーマルビジョンを開発中

ミリタリーブログサポートチーム

2015年04月01日 16:59


Image: 1st Brigade Combat Team, 82nd Airborne Division Public Affairs
目標物の発する熱を可視化できるサーマルビジョンについて、アメリカ陸軍がdraft solicitation(提案依頼書)を公開している。照準器と一体になった大型のものではなく、既存のスコープと同軸に装着することでサーマル機能を付加できる「クリップオン式」であることを要求しており、これは米陸軍としては初の試みとなっている。
依頼書では「Family of weapon sights - sniper(FWS-S……狙撃用照準補助器)」とされたこのサーマルスコープの発注数は1万0362個を予定。M107、M110、M2010など各種口径の狙撃銃に使用でき、すでに配備されているレーザーレンジファインダーの情報を表示したり、有線リモコンで手の位置を変えずに操作できることなども依頼に含まれている。

Source: 10--FWS-Sniper Draft RFP
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201504
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

関連記事