米ワシントン州議員、シアトルに退役空母を使った有料橋の建設を提案

ミリタリーブログサポートチーム

2015年04月21日 14:51


Photo By Jelson25, via Wikimedia Commons
An aerial view of the Puget Sound Naval Shipyard and Intermediate Maintenance Facility in Bremerton, Washington. Visible are the aircraft carriers ex-USS Independence, ex-USS Kitty Hawk, ex-USS Constellation, and ex-USS Ranger. This photo is for illustration purposes only.
ロイター通信は 4 月 10 日、ワシントン州の Jesse Young 議員が、シアトル近くのピュージェット湾周辺の交通渋滞の緩和のため、退役した航空母艦を使った有料の橋を造ることを提案したと報じた。

Young 議員の提案は、キトサップ半島のブレマートンとポート・オーチャードを、退役した 2 隻の航空母艦 (艦名は不明) でつなぐという壮大なもの。
しかし、NAVSEA (Naval Sea Systems Command) のスポークスマンの Chris Johnson 氏は、同紙に対して、提案された2隻の船はどちらも利用は不可能であり、また将来退役する船もスクラップになる予定であることから、Young 議員の提案は困難だと述べたという。

ただ、Young 議員のスポークスマンを務める Kevin Shutty 氏は、ハードルがあることは認めたものの、調査してみなければ本当に実現可能なのか、不可能なのかはわからないと述べている。また同氏によれば、次の 2 週間のうちに、この計画の実現可能性の調査を行うか、米上院で投票が行われるという。

Reuters 2015/04/10
Text: 鳥嶋真也 - FM201504
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