元・デルタのラリー・ヴィッカーズ氏、ロシアのクビンカ戦車博物館をレポート

ミリタリーブログサポートチーム

2015年07月08日 16:23

元・米陸軍特殊部隊デルタフォース隊員、ラリー・ヴィッカーズ (Larry Vickers) 氏が主宰する Vickers Tactical の公式 YouTube チャンネルに、「Kubinka Tank Museum - German Pavilion」「Kubinka Tank Museum - Russian Tanks」と題した、クビンカ戦車博物館を訪問した際の動画が公開された。

「Kubinka Tank Museum - German Pavilion」

「Kubinka Tank Museum - Russian Tanks」
クビンカ戦車博物館はモスクワ郊外にある戦車・装甲車輌の博物館である。世界中から集めた300両以上の戦車・装甲車が展示されており、世界中でここにしかない車両も多いことで有名である。

動画ではナチス・ドイツが開発し、その後の戦史に多大なる影響を与えたティーガーⅠやその後継戦車 ティーガーⅡ、そして大戦末期に開発された超重戦車マウスが展示されており、見る者を圧倒させる。ソ連戦車では傑作戦車と言われたT-34や大戦後のソ連戦車を見学でき、世界中の戦車が展示されていることから、戦車の開発歴史が解る素晴らしい博物館である。

なお現在クビンカ戦車博物館は2014年の国防省令により、軍事愛国公園「パトリオート」として改称されている、単なる戦車博物館ではなく一大テーマパークへと変貌を遂げつつある。

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Text: WT83 - FM201507
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