米海兵隊に史上初の女性隊員による低高度防空 (LAAD) ガンナーが誕生

ミリタリーブログサポートチーム

2015年08月28日 18:35


Official Marine Corps photo by Lance Cpl. Medina Ayala-Lo/ Released
米海兵隊は、女性下士官 4 名が低高度防空 (LAAD: Low Altitude Air Defense) ガンナーの職種専門技能 (MOS: Military Occupational Specialties,「モス」) を取得したと発表した。女性による同 MOS の取得は史上初。

LAAD ガンナーの MOS は従来男性に限ったものであったが、海兵隊では最近になって女性にも門戸を開放している。
LAAD の主要任務は、海兵空地任務部隊 (MAGTF: Marine Air-Ground Task Force) と呼ばれる海兵隊の基本的な編成の中で、司令部を支援することにあり、MAGTF が受け持つ前線戦闘地域や作戦部隊などを、近接・低高度の地対空兵器を使って防衛することにある。

2ヶ月間に渡っておこなわれた LAAD ガンナー課程に参加した 30 名の生徒らは、FIM-92 スティンガーミサイルの基礎知識や実射演習の他、MOS 取得に必要な一連の教習がおこなわれている。

USMC Twentynine Palms 2015/08/27
LAAD Gunner’s Handbook by USMC
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