沖合で操業中の台湾漁船が、殆ど損傷の無い AIM-9 サイドワインダー ミサイルを引き上げ

ミリタリーブログサポートチーム

2015年09月04日 15:55


Photo: AIM Sidewinder / U.S. Airforce
Image is for illustration purposes only.
台北タイムズ (台北時報) によると、台湾本島最南端の屏東県 (へいとうけん) 沖で操業中の漁船が、ミサイル 4 発を発見したとのこと。
沿岸警備隊への届出によると、ミサイルは西側諸国の戦闘機や攻撃ヘリコプターに兵装される AIM-9 サイドワインダー (Sidewinder) と分かり、持ち帰った 1 発は特に大きな損傷が無かったとされる。当局によれば、「このようにダメージの無い状態で引き揚げられることは珍しい」としている。

発見した漁民は「スクラップ目的で転売するつもりだった」と語った一方、「法的な手続きに入ることを恐れた」とし、届出の経緯を語っている。

ミサイルは同県にある軍事基地でおこなわれた訓練の際に使われたものと考えられている。

Taipei Times 2015/09/04
関連記事