米陸軍 M320 グレネードランチャー用に提案中のラインメタル製 射撃統制装置「Vingmate MR 500」

ミリタリーブログサポートチーム

2015年10月16日 17:28


Photo: Rheinmetall’s Vingmate MR500
ドイツのラインメタル (Rheinmetall) 社が、ワシントンで開催された年次総会 AUSA 2015 の席で、射撃統制装置「Vingmate MR 500」を発表した。

Vingmate MR 500 は、赤外線ターゲットマーカー、イルミネーターを備えており、40mm 擲弾発射機や、M72、AT4 など肩撃ち式の対戦車兵器に取り付けて使用するクリップオン式のデバイス。

CR123 × 1 を電源とし、重量は 300 グラム。射手の利き腕の左右に関係なく対応し、ターゲットに対する初弾での命中精度向上を図る。また、必要に応じて、同社新型のクリップオン式レーザーレンジファインダーである TAC-Ray などの外部デバイスとの通信もおこなえる。

Photo Credit: Sgt. Erin Sherwood
Vingmate MR 500 は、リーズナブルな価格と本格的な生産に入る準備ができており、現在米陸軍で使用されている M320 グレネードランチャー用で提案されている。

Rheinmetall Defense 2015/10/12
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