ニュージーランド国防軍 次期制式小銃、米国 LMT 製「MARS-L」

ミリタリーブログサポートチーム

2015年12月10日 12:20

ニュージーランド国防軍は、次期制式小銃「 MARS-L (Modular Assault Rifle System – Light) 」を発表した。

既報の通り、これは陳腐化したステアー (Steyr) 製のブルパップ式 5.56mm 小銃からのリプレイスを図るもので、各国の小銃メーカーから持ち寄られた 8 つの候補の中から選定の末、米国 LMT (Lewis Machine & Tool) 社の小銃が選ばれていた。

関連記事:
ニュージーランド国防軍 制式小銃をステアー AUG から LMT 製 AR-15 クローンに交替を発表
(function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0]; if (d.getElementById(id)) return; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "//connect.facebook.net/ja_JP/sdk.js#xfbml=1&version=v2.3"; fjs.parentNode.insertBefore(js, fjs);}(document, 'script', 'facebook-jssdk'));

New, state of the art MARS-L weapons system for NZDF personnel``The Minister has announced today that our Defence Force...

Posted by NZ Defence Force on 2015年12月7日
ゲリー・ブラウンリー (Gerry Brownlee) 国防相によると、議会で 9,000 挺以上の新型小銃の購入が認められている。また、地元ラジオ局は、調達に 5,900 万ドル (=約 72 億円) の予算が投じられると報じている。これにより、特殊部隊を含めた、国防省管轄下の全隊員で利用される。

ステアー製ブルパップ式小銃は、28 年に渡って採用されたが、200m 以上離れたターゲットに対しての効果に問題があることや、射手の好みに応じてストックの長さを調整できないなどの理由から、現場の兵士の間で不評を買っていた。

2016 年にも第一陣のサービス開始が、またその翌年 2017 年にもデリバリー完了が予定されている。

NZ Defence Force official FaceBook 2015/12/08
Radio New Zealand News 2015/12/08
関連記事