リトアニアが年間国防予算の「殆ど全て」に匹敵する金額で装甲車両ボクサー × 88 両の購入を決定
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Pirmiausia noriu pasidžiaugti, kad turime #VGT sprendimą, po kurio sparčiai į priekį pajudės iki šiol didžiausio...
Posted by Jonas Vytautas Žukas on 2015年12月11日
リトアニアの国家防衛評議会 (VGT) で話し合われていた、ドイツの装甲車両ボクサー (Boxer) × 88 両の調達が、全会一致で可決された。88 両の内 84 両は戦闘作戦に従事する車両で、残り 4 両は指揮車両としての利用が見込まれている。
スイス製のピラーニャや、米国製ストライカー車両など、12 社の中から選定されており、取得に最大 4 億ユーロ (=約 531 億円) の予算が見込まれている。同国における今年の国防予算が 4 億 2,500 万ユーロとのことで、その殆ど全てがこれに費やされる計算となる模様。購入は共同装備協力機構 (OCCAR: Organisation conjointe de coopération en matière d'armement; Organisation for Joint Armament Cooperation) を通じておこなわれる。
ウクライナ危機をはじめ、ロシアと西側各国との緊張が増していることがその背景にある。
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ボクサーは、ARTEC(ARmoured vehicle TEChnology)GmbH インダストリアル・グループが製造、共同装備協力機構により計画・管理された 8x8 の装輪装甲車。多様な任務に対応する為、最大限の柔軟性が与えれたモジュール構造に基づき設計されている。
リトアニア軍で司令官を務める ジョナス・ジューカス (Jonas Zukas) 中将によると、「今回の事案は、陸軍における近代化の中で過去最大規模になる」と述べた他、「イスラエルのラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズによって開発された遠隔操作式の機関銃架 (RCWS: Remote Controlled Weapon Station) であるサムソン 30mm MkII と、同社製の対戦車ミサイル、スパイク (Spike-Lr) により武装される」ことを明かしている。(7.62mm 機関銃も装備)
2017 年にも納入第一陣が見込まれており、2019 年までの完納が予定されている。
DELFI by The Lithuania Tribune 2015/12/11
Jonas Vytautas Žukas FaceBook 2015/12/11
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