イスラエル製品代理店 Mako Group が EOTech 製品を対象とした挑戦的な下取りキャンペーンを発表

ミリタリーブログサポートチーム

2016年02月09日 20:02

イスラエル製タクティカル用品を専属的に扱うマコ・グループ (Mako Group) が、EOTech 製品を対象としたユニークで挑戦的な下取りキャンペーンを発表した。


Screen capture: Meprolight EOTech Trade-in Offer campaign page
Mako Group 傘下の光学照準器メーカーであるメプロライト (MeproLight) 製品への買い替えを促すもので、Mepro RDS PRO の購入で 250 ドル、Mepro MOR では 400 ドルの下取り割引となる。EOTech 製品については、可動・無可動かは問わないとしている。

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Mepro RDS PRO (L) / Mepro MOR (R)
同社では「Mepro MOR については全米ライフル協会 (NRA: National Rifle Association) で栄えある 2015 年度ゴールデン・ブルズアイ・アワード オプティクに選定されている」と謳い、同社 CEO 曰く「今回対象となっている当社の両オプティクスは、軍用規格に従って設計された戦闘実証済の製品だ」とし、製品への自信を覗かせている。

国際武器取引規則 (ITAR: International Traffic in Arms Regulations) 規制対象アイテムとなるため、日本国内では一般的に関係の無い話題となるが、今回の下取りキャンペーン対象となるには、特設ページを通じて 4 月 15 日までに購入していなければならない。

温度変化 (サーマルドリフト) や高い湿度環境下で著しく精度が狂うとして、米国政府から「詐欺」のレッテルを張られた L3 コミュニケーションズ・EOTech のホロサイト。オプティクス市場で大きなシェアを占めていた同製品が脱落したことで、メーカー各社はそのシェアを巡り群雄割拠の様相が報じられている。

The Mako Group 2016/02/01
Military.com 2016/01/21
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