2016年02月18日 19:51
ドイツ連邦軍 (Bundeswehr) が、特殊部隊スナイパー向けの新たな精密火器に、同国ヘーネル社 (C.G. Haenel GmbH) 製の .338 Lapua Magnum (8.6 x 70mm) 弾を使用するボルトアクション式スナイパーライフル「RS9」を「G29」として選定した。調達予算は 229 万ユーロ (=約 2.9 億円) と見込まれている。
選定に当たっては、2014 年に 5 挺、2015 年に追加で 4 挺の計 9 挺がトライアル目的でデリバリーされており、残り 115 挺は今年度中にもデリバリーされる。また、G29 に装着させるドイツ シュタイナー (Steiner) 製の 5-25x56 軍用ライフルスコープと、スイス ブリュッガー&トーメ (Brügger & Thomet) 製のサプレッサーが付属することになっており、これらも近い内に部隊へ送られる。