イランがフーシへ提供?豪海軍がオマーン沖で小型漁船を拿捕。2,000 挺を超える小火器が押収

ミリタリーブログサポートチーム

2016年03月08日 12:14

連合海上部隊 (CMF: Combined Maritime Forces) として活動していたオーストラリア海軍所属のフリゲート艦ダーウィン (HMAS Darwin ,FFG 04) が、オマーン沖 300 キロメートルの海域で、国籍不明の小型漁船を拿捕。様々な国籍からなる船員 18 名を拘束した。

船内を捜索したところ、AK-47 などのカラシニコフ自動小銃×1,989 挺を中心に、PKM 汎用機関銃×49 挺、RPG ×100 挺など、計 2,000 挺以上の小火器が発見され、押収されている。
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Australian sailors have seized a large weapons cache, including almost 2000 AK-47 assault rifles, from a fishing vessel...

Posted by HMAS Darwin on 2016年3月6日
漁船はイランを出発し、ソマリアを経由してイエメンへ向かっていた。米海軍によると、押収された膨大な武器は、イエメンで活発な動きをみせているシーア派系武装勢力のフーシ (Houthi) へ提供される予定だったとみている。

イエメンでは、スンニ派の大国サウジアラビアが連合軍を形成してフーシを攻撃。一方、シーア派のイランが同じシーア派系列のフーシを支援し、サウジ―イラン (アラブ・ペルシャ) の代理戦争が激化している。

HMAS Darwin 2016/03/06
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