米シークレットサービスが新制式採用ライフルの要求仕様を公開

ミリタリーブログサポートチーム

2016年03月25日 10:13


Official White House Photo by Pete Souza
大統領の警護を行うアメリカ国土安全保障省シークレットサービスが、新たに採用するライフルに要求する仕様を公開している。2016年4月4日にメーカー担当者を招いたインダストリアルデーを開催し、さらに細かい仕様を策定する予定。
高さ(アクセサリ未装着時):8.5インチ以内
重さ(アクセサリ未装着時):7.5ポンド以内
全長(ストック伸長時):34インチ以内

銃身長:最短10~最長12インチ
口径:5.56mm
ライフリング:1/7
銃身命数:2万発
作動方式:DIまたはショートストローク・ガスピストン

セミ・フル切り替え式。バースト制限装置は不要。セレクターはアンビ式、レシーバー側面に装着された単一の回転式レバーで、安全、セミ、フルの3点切り替えができ、トリガーグリップを離さずに操作できるものとする。

ハンドガードはピカティニーレールを装備したもの。銃身はフリーフロートにすること。バックアップ用アイアンサイトは、Aimpoint T-2との使用に適したものとする。

シークレットサービスは各種SMGやFN・P90など短い銃を持って警護に立つ姿が目撃されている。今回はこれらをより強力な5.56mm弾を使う銃に交代させるものと見られ、仕様でも短めの銃身長が指定されている。

Source: Rifle Requirement - USSS_Notice - Federal Business Opportunities: Opportunities
Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201603
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

関連記事