米陸軍 TARDEC、学生の創造力を活かして近未来の陸上戦闘車両のコンセプト・デザインを開発

米陸軍の戦車車両研究開発設計センター (TARDEC: Tank Automotive Research, Development and Engineering Center) は、陸軍の兵士と学生が装備の開発において、創造性に富んだ研究を協力し合っておこなっている「ソルジャー・イノベーション・ワークショップ (SIW: Soldier Innovation Workshops) 」の様子を公開した。

映像の中盤以降には、フィールドに展開する多種多様な用途別のヴィークルを紹介するアート資料が挿入されている。中には、3 つのタイヤを持つ不規則な形状の車輌や、大きな段差を登るためにタイヤが変形する仕組みを持つ車輌などが描かれており、文字通り「創造性に富んだ」コンセプトアートが示されている。

2012 年以来、TARDEC 主導で進めているこのワークショップは、様々なバックグラウンドを持つ現役の陸軍兵士らと、ミシガン州デトロイトで最新のデザイン事情が学べる「CCS (College for Creative Studies) 」によって、近未来の陸上戦闘車両のコンセプト・デザインの開発がおこなわれている。