中国人民解放軍の特殊部隊員がオートジャイロを使ったパラシュート降下試験を実施

ミリタリーブログサポートチーム

2016年04月14日 19:58


Photo: Phoenix New Media
中国人民解放軍 (PLA: Chinese People's Liberation Army) の特殊部隊員が、「ハンティング・イーグル (Hunting Eagle) 」と名付けられたオートジャイロを使って、上空から降下する試験をおこなった。


Photo: Phoenix New Media
陝西省 (せんせいしょう) の秦嶺山脈 (しんれいさんみゃく) でおこなわれたこの試験では、2 機のオートジャイロが飛行。降下ポイントに到達後、隊員は機体の左右から揃って飛び出し、パラシュートを使って所定の着陸地点に到達している。
オートジャイロは一見するとヘリコプターのような回転翼機だが、動力源により回転しておらず、推進力を生み出しているプロペラの前進によって発生した相対的な気流を回転翼に受けることで揚力を生み出している。

その為、ヘリコプターのようなホバリングは出来ないが、固定翼機に比べて極めて短距離での離着陸を可能とする特徴を持つ。

China Military Online 2016/04/13
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