米フォードが燃料ポンプを原因とするリコールを発表。警察車両「ポリス・インターセプター」も対象に

Photo: Ford Police Interceptor sedan via 2017 brochure

米国の自動車製造大手フォードは 24 日、フォード、リンカーンを対象に、燃料ポンプの動作不良を原因とするリコールを発表した。90,000 輌近くがその影響を受ける。

同社が公表した対象車両の中には、2013 年から 2015 年にシカゴ工場で製造された警察用の「フォード・ポリス・インターセプター (Ford Police Interceptor) 」が含まれている。

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Affected vehicles include:
* 2013-15 Ford Taurus with 3.5-liter gasoline turbocharged direct injection engine built at Chicago Assembly Plant, Aug. 25, 2011 to May 31, 2015

* 2013-15 Ford Flex with 3.5-liter gasoline turbocharged direct injection engine built at Oakville Assembly, Sept. 12, 2011 to May 29, 2015

* 2013-15 Lincoln MKS with 3.5-liter gasoline turbocharged direct injection engine built at Chicago Assembly Plant, Aug. 31, 2011 to May 31, 2015

* 2013-15 Lincoln MKT with 3.5-liter gasoline turbocharged direct injection engine built at Oakville Assembly, Sept. 12, 2011 to May 29, 2015

* 2013-15 Ford Police Interceptor sedan, all engines, built at Chicago Assembly, Sept. 8, 2011 to May 31, 2015

問題となっている燃料ポンプの制御モジュールによって、突発的にエンジンが起動しない、または停止するような状況の可能性が提示されており、一旦症状が発生するとドライバーの手ではリスタートさせることができないという。

なお、現在までに今回の問題を原因とする衝突や怪我の事例は報告されていない。

ディーラーでは対象車両のオーナーに対して、新たな制御モジュールの無料交換を受け付けるとしている。