ロックウェル・コリンズがコンバットヘルメット装着の統合型デジタルビジョンシステム「IDVS」を発表

ミリタリーブログサポートチーム

2016年09月07日 16:07


Photo: Rockwell Collins’ IDVS
オーストラリア・アデレードで、9 月 6 日から 8 日を会期として開催中の防衛展示会「ランド・フォーセス (Land Forces) 2016 」において、米航空電子機器大手ロックウェル・コリンズ (Rockwell Collins) が、戦闘用ヘルメットにマウントさせる統合型デジタルビジョンシステム「IDVS (Integrated Digital Vision System) 」を発表した。

Photo: Rockwell Collins’ IDVS


Photo: Rockwell Collins’ IDVS
IDVS は、暗闇から日中にも対応を可能とし、最新鋭のディスプレイにミッションデータやマルチスペクトラルビジョンを組み合わせて投射できる近未来に向けたハイテク先進装備。兵士の手を煩わすことが無い、初めてのハンズフリー製品で、司令部や上空を飛行中のドローン、他の部隊からの情報をマルチスペクトラルビジョンに映し出すことができるというもの。

同社は、最新技術の粋を集め、「1 個 5,000 万円のヘルメット」として話題になった、F-35 戦闘機パイロット用のヘルメットを開発したことでも知られており、IDVS においてもその開発バックグラウンドを活かしていることが示されている。

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