シリアの武装勢力がプレステのコントローラーを使った遠隔操作式の機関銃ロボットを投入

ミリタリーブログサポートチーム

2016年10月19日 18:29

シリア北部の戦地・アレッポで、プレイステーションのコントローラーと高倍率のカメラを搭載した遠隔操作式の重機関銃ロボットが登場した。
「シャム R3 (Sham R3) 」と名付けられたこのキラー・マシーンによって、オペレーターは、敵の攻撃を受けない安全な場所に身を隠し、高性能な 43 倍ズームレンズを搭載したことにより、800 メートル近く離れた敵の動きを監視。必要に応じて激しい攻撃を加えることができる。

また、掩体 (えんたい) での利用を想定してか、地面からエレベーター式で垂直に姿を現すなどの工夫が盛り込まれている。

こうした状況を受けて英日刊タブロイド紙はシャム R3 について、「この地で暗躍する武装勢力の中で最も洗練された武器の 1 つだ」「兵士 15 人分の仕事をする」として紹介している。

なお、シャム R3 を実際に運用している武装勢力がどこなのかは、今のところ明確では無いようだ。
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