米海軍が損傷した四肢を保護するACCSILを開発

ミリタリーブログサポートチーム

2016年12月08日 18:40


U.S. Air Force photo/Airman 1st Class Benjamin Wiseman
Image is for illustration purposes only.
爆発後すぐに手足の損傷を治療することは急務とされている。多量の出血による外傷出血性ショックや手足を保護するために起因する細菌等による感染症を素早く防止するために開発され、最大72時間四肢組織を新鮮に保つことができるとされている。

Photo: Acute Care Cover for the Severely Injured Limb (ACCSIL) via ONR
これが実用化されれば、今まで患者輸送にかかる時間で治療困難とされた損傷であっても再生又は最良の治療が可能になる。ACCSIL (Acute Care Cover for the Severely Injured Limb) は非常に優れたアイテムとなるだろう。

通常、損傷した四肢を保護するのに大量の包帯やラッピングテープが必要になり、それを処置している間、多大な時間を浪費する。これを迅速かつ確実にラッピングできるものとなっている。必要とする医療品が1つにパッケージ化されていることにも注目すべきである。

このACCSILプロジェクトは試作段階であり2017年には何らかのアプリケーションとして発表されるかもしれない。

Text: RETRASH - FM201612
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