英国防省がコマンド部隊向けにコルト・カナダ製 L119A2 ライフルの発注を増加

ミリタリーブログサポートチーム

2016年12月09日 12:50


Photo: via Project: Diemaco L119a2 FaceBook page
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欧州政府調達サイト (TED: Tenders Electronic Daily) の 11 月 30 日付け公告において、英国防省が、コマンド部隊 (特殊部隊) での利用を主として、コルト・カナダ製の 5.56mm L119A2 (C8) 自動小銃の発注数を増加させることが分かった。

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契約は、国防省直轄にある陸上装備調達部門の歩兵閉所戦闘 (DCC: Dismounted Close Combat) チームが担当している。契約額は 52 万 2,000 ポンド (= 7,500 万円) 増加し、総額は 438 万 7,599 ポンド (=約 6 億 3,200 万円) になることが示されている。

今回の契約拡張の理由について、「コルト・カナダはデザインを担保し、銃全体の統合性能があるため、契約書を事前に公表することなく、交渉手続を用いてこの契約を行うことができると考えられた」ことが示されている。


Photo: Colt Canada official website
L119A1 (PN/ 08059C-3) からのアップデート版となる L119A2 は、ハンドガードとレシーバーが一体化されたカスタム統合アッパーレシーバー (モノリシックアッパー)、カスタム・フラッシュ・コンペンセーター、Black ベースに TAN カラー仕上げされたツートン調、射手の利き腕に左右されないアンビコントロール、射手の好みに素早く調整可能なカスタム銃床を備えている。

コルト・カナダの公式ページに示された L119A2 の写真によると、スタンダード・カービンと CQB モデルの 2 バリエーションで展開し、いずれもマグプル (Magpul) CTR ストック、Magpul EMAG、エルゴグリップ (ErgoGrip) の取り付けが確認できる。
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