2017年03月24日 18:53
2017年1月、米陸軍医療研究・軍需品司令部(USAMRMC: U.S. Army Medical Research and Materiel Command)のあるメリーランド州フォート・デトリックで、「多領域戦場(マルチ・ドメイン・バトルフィールド)」環境下での負傷者救護をテーマとした会議がおこなわれた。
Photo Credit: U.S. Army
多領域戦場とは、陸・海・空・宇宙・サイバースペースと、文字通りのマルチドメインに跨って展開する統合部隊の作戦。将来的には、指揮官が、モビリティ(機動能力)またはリソース(資源)の制約された環境の中で、無人機システムを「フォース・マルチプライヤー(戦力多重増強要員)」として取り入れる計画となっている。
Image: Army Capabilities Integration Center (ARCIC)
430ポンドの最大荷重状態では2.4時間、また、その4分の1以下となる100ポンド(=約45キログラム)の荷重域では4.3時間の飛行を可能とし、巡航速度はおよそ時速82マイル(=時速132キロメートル)。最大で時速46マイル(=約時速74キロメートル)の横風の中でも飛ぶことができるという。
Photo from Dragonfly Pictures Inc.