2017年04月19日 14:43
ZH2はGM(ゼネラルモータース)とTARDEC(U.S. Army Tank Automotive Research, Development, and Engineering Center)によって400万ドル(約4億3,300万円)を費やして開発された車両。既存モデルに比べて水素燃料電池の効率が大幅に向上し、稼働時の静粛性やステルス性は内燃機関とは比較にならないくらい高い。
Screen shot from Trucks.com YouTube Channel
ZH2にはEPTO(Exportable Power Take Off)ユニットも搭載されており、前線基地のようなインフラの不完全な場所に電力を供給できるだけでなく、OP(Observation Post)における長時間観測も可能となる。
Screen shot from Trucks.com YouTube Channel
TARDECのディレクターであるPaul Rogers博士は「このプロジェクトを通じて我々が行っているのはテクノロジーの可能性を追求すること。この驚異的なシステムがミリタリーユースにおける有用性を審査するわけです」というコメントを出している。
Photo from General Motors
実際にこのZH2が採用されて実戦で使われるかどうかは不明だ。
Screen shot from Trucks.com YouTube Channel