シージャックされた客船を解放せよ。ポーランド特殊部隊が洋上対テロ戦術訓練演習を実施

ミリタリーブログサポートチーム

2017年06月05日 17:20


Photo from Combat Camera Zespół Reporterski DOSZ
5月24日、25日の2日間を掛けて、ポーランド北部のバルト海に面した西ポモージェ県コウォブジェクで、対テロを想定した「ケイパー(KAPER)危機対応戦術演習2017」がおこなわれ、その際の様子を収めた写真が軍の報道部門であるコンバット・カメラに掲載された。

首相直轄の「政府安全センター(RCB: Rządowe Centrum Bezpieczeństwa)」参加によるこの訓練演習には、軍一般部隊、特殊部隊、憲兵隊、警察、消防からおよそ400名を超える人員が投入されている。

Ćwiczenia taktyczne Kaper 17 w Kołobrzegu

Photo from Combat Camera Zespół Reporterski DOSZ


Photo from Combat Camera Zespół Reporterski DOSZ



Photo from Combat Camera Zespół Reporterski DOSZ


Photo from Combat Camera Zespół Reporterski DOSZ
24日18時、客船がテロリストの手に落ち、船長から緊急情報が発信されたことを受け、軍特殊作戦司令部主導による訓練が開始。船内は悪党らによって支配され、一夜を過ごすことになる。翌日、訓練のクライマックスとして、海上警備部隊と空からの支援を受けた対テロ特殊部隊が救出作戦を実行している。
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