アメリカ海兵隊、陸軍とのM855A1弾共用に「耐久性に関する問題」ありと証言

ミリタリーブログサポートチーム

2017年06月21日 17:28


Photo Credit: Courtesy photo
同じ5.56mm口径ながら、アメリカ陸軍と海兵隊は違う設定の弾薬を使用している。当然これを用いる銃器の設定も違っており、調達コストを押し上げていることが議会でしばしば取り上げられている。

Photo from U.S. Marine Corps
先日行われた軍予算に関する公聴会でもこの問題は取り上げられた。海兵隊側の責任者は陸軍の使用しているM855A1弾薬への切り替えについて「アフガニスタンに派遣中の部隊にはM855A1が配備され、よい結果をもたらしている」としながらも、M27 IARでの使用において「耐久性に関する問題」が未だ解決していないと答えた。

M27とM855A1の相性については、装填不良を解消するためにマグプル社のポリマー弾倉、PMAGの全面採用が行われるなどの試みがなされているが、全面的な解決はまだ先のようだ。

Source: Marine Corps Will Likely Adopt Army 5.56 Rifle Round, General Says

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201706
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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