ウクライナの警察特殊部隊SWATがマルウェア拡散の温床となった企業に踏み込んだ際の映像

ミリタリーブログサポートチーム

2017年07月12日 18:58

ウクライナの警察特殊部隊・SWAT(Special Weapons and Tactics)が、世界で猛威を振るったマルウェア「ペトヤ(Petya)」を広めた疑いのある企業を急襲。フル武装の隊員らが現場に踏み込んだ際の様子が映像投稿サイトで紹介された。
ウクライナのサイバー警察は、「会計ソフト企業のMEDoc社が "患者第1号"、またはデータ破壊を書き込まれた"ワイパー(Wiper)"ウィルスの起源となる感染場所だ」「ITインフラのセキュリティ違反について再三警告を繰り返したものの、同社は行動を起こさなかった」と主張している。

MEDoc社のコンピューターはハッカーにより侵入され、ウィルスが米国・欧州各国の企業に影響を及ぼしているとみられている。また、ウクライナは背後にロシアのハッカー集団がいるものと非難しているが、これについては現在も引き続き調査がおこなわれている模様。
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