2017年10月27日 15:01
米国の南北カロライナ両州では2017会計年度において、実に1,000挺もの銃火器が盗まれていたことが「アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)」の調査報告書によって明らかとなった。ノースカロライナ州最大都市シャーロットを中心に、両州は現在、銃砲店からの窃盗件数が全米最悪として汚名を轟かせている。
Photo from ATF
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こうした深刻な状況のその背景には、銃火器ばかりを狙った悪名高き窃盗団の存在が浮かび上がっていた。銃砲店へ侵入する際に、「噴射式火炎放射器(ブロートーチ)」を多用していたことからATF捜査官の間で「ブロートーチクルー」と呼ばれていたこの窃盗団。ATFによれば、14軒の銃砲店に侵入し、340挺を盗み出していたとのこと。その後、87挺については回収されている。
Photo from ATF
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