グロック社「グロック19X」ほか第5世代グロックの新製品を発表

ミリタリーブログサポートチーム

2018年01月11日 10:06


Photo from Glock YouTube Channel
SHOTショー開幕に向け各社が新商品を用意する中、グロック社も最新の第5世代グロックについて、新機種を3点発売する。いずれも2018年1月22日に発売予定。

■グロック19X

Photo from Tactical Life
先日行われたアメリカ陸軍の制式ハンドガン「MHS」トライアルに提出されたものと極めて近い仕様の「グロック19X」が発売になる。

「X」は「クロスオーバー」の意。全長の短いグロック19のスライドと、グロック17などのフルサイズ用フレームを組み合わせていることからこう呼ばれる。基本的なデザインは既に発売されている第5世代の製品と同じく、操作系はアンビ式、グリップはストレートなもの、マグウェル部分はフレアした新式のフレームになっているが、通常の黒色ではなくタン色になっており、グロック社としては初めてのカラードフレームになる。

Photo from Tactical Life

プロモーション動画はこちら。
GLOCK 19X - Crossover to Confidence - YouTube
特設サイトも準備されており、グロック社が力を入れていることが分かる。
Coming Soon - GLOCK 19X
■グロック26

Photo from Tactical Life
こちらも第5世代となり操作系の改善、トリガープルとリセットの改善が行われている。フレームサイズの関係上、マグウェルはフレアしていないがスライドリリースが左右両方から操作可能なものに改められた。

Photo from Tactical Life


■グロック34 MOS

Photo from Tactical Life
IDPAなどの競技に使用可能なギリギリのサイズまで延長されたグロック34も第5世代フレームに、そしてマイクロドットサイトをスライドオンできる「MOS」ラインアップで登場する。

「MOS」は「モジュラーオプティクスシステム」の略で、各社からリリースされているマイクロドットサイトを搭載できるよう、あらかじめスライドにカットが施されている。


Photo from Tactical Life
スライドオンの光学機器はM/LE向けはもちろん、競技でもこれを使用する「キャリーオプティクス(USPSA)」「プロダクションオプティクス(IPSC)」といった新しいディビジョンのトライアルが続くなど、静かな注目を集めている分野である。

ソース:GLOCK USA :: GLOCK Expands the Fifth Generation Pistol Family
First Look: Glock Unveils 3 New Pistols, Including 'Crossover' Glock 19X

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201801
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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