米陸軍が初のロボット戦闘車輌の試作機を使って2021年までにテストを計画
Image from TARDEC Ground Vehicle Robotics
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米陸軍が「完全自律型ロボット戦闘車輌」の開発に向けた取り組みを進めており、そのプロトタイプを使った試験を「2021年」までにおこなう計画を掲げている。
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「陸軍訓練教則司令部(TRADOC: Training and Doctrine Command)操作ロボティックス・自律システム計画局(TPO-MRAS)」のウィリアム・ヌッコルス(William Nuckols)大佐はメディアのインタビューに対して、「決定的な致死性を持ち、新たな有人式車輌と共に機能する」「プラットフォームは小型で軽量なものになるだろう」「小型化することで何かと維持費も節約できる」と述べている。
TPO-MRAS(TRADOC'S Project Office for Maneuver Robotics and Autonomous Systems)は、ロボット戦闘車輌の取り組みの中で、次世代戦闘車輌の開発に向けて設置された陸軍の新局。ここでは部門間の枠組みを超えた取り組みがおこなわれている。
120㎜砲を搭載した車輌は、兵士の搭乗が無い状況で25~28トンの重量クラスを見込んでおり、例えこの重量クラスの戦闘車輌であったとしても、潜在的な「リーサリティー(致死性)」という点では、重量70トンほどのエイブラムス戦車にも引けを取らないとしている。
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