2018年03月13日 17:44
ガンマウント対応の小型カメラ(WMC: Weapon-Mounted Cameras)が、全米各州の警察での導入に向けた攻勢を仕掛けている。ミネソタ州ミネアポリスの『ビリジアン・ウェポン・テクノロジーズ(Viridian Weapon Technologies)』社が手掛ける『ファクト・デューティー(FACT Duty™)』は、現在までに50以上の法執行機関によってテスト、評価あるいは導入が進められている。
Photo from Viridian Weapon Technologies
FACT Dutyは、1,920x1,080フルHDデジタルカメラでの録画に加えて、500ルーメンの高出力タクティカルライトがコンボとなった製品。既存の標準仕様ピストルに適合し、複数のデューティー・ホルスターに対してシームレスに適合する。また独自の『INSTANT-ON』技術によって、射手がホルスターからピストルを抜くと同時にカメラと収音機能が自動的に起動する。(カメラは充電式で3時間の録画が可能。録画データへのアクセスは、パスワードで保護される)
Photo from Viridian Weapon Technologies
同様のソリューションは、ウェアラブル式カメラ(BWC: Body-Worn Camera)でも可能なものの、銃を構えた際に射手の腕や目の前の障害物がレンズの視界に映り込んでしまい録画の妨げとなっていた。
Screenshot from Bureau of Justice Assistance (BJA)