2018年05月15日 12:30
米国の下院議員が、対テロ作戦のため現行法で定められた指定戦闘区域外で従事する特殊部隊員に対して免税拡大を訴えた法案、『特殊作戦部隊減税法案(Special Operations Forces Tax Cut Act (H.R. 5747))』を紹介した。提唱者は共和党のリチャード・ハドソン(Richard Hudson)下院議員。ハドソン議員は、特殊部隊司令部のお膝元として知られるノースカロライナ州フォートブラッグの選出。
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ハドソン議員曰く、「我が国軍隊はそれこそ地球規模で活動しており、地理的な地域、ましてや一つの国で簡単に収まらない」「とりわけ特殊作戦に従事する我が国きっての精鋭は、これら世界各地の危険地帯で身命を賭してその任務に当たっているわけであり、1つの戦地で任務に就く他のすべての兵士と同様に税制面での救済を受けるべきだ」「戦闘地域免税(CZTE: Combat Zone Tax Exclusion)措置の拡大により、現実的で且つ公正な法整備が図れるだろう」と述べている。
Photo from U.S. House of Representatives