2018年05月24日 11:45
米フロリダ州タンパで開催中(5/21 - 24)の『特殊作戦部隊産業会議(SOFIC: Special Operations Forces Industry Conference)2018』の会場に、斬新なデザインが光る軍用犬(K9)用タクティカル・ヘルメットが展示された。
Photo from K9 Helm
カリフォルニア州マーティネズの「K9 Helm」が手掛ける『Trident K9 Tactical Helmet』は、フェイスマスクのようにイヌの眼の周辺から頭部に掛けて覆うもので、周辺視野の確保をおこないながらも、ANSI規格準拠・UV400紫外線カットレンズによる眼球の保護と、頭頂部のレイル搭載によりMOHOCなどの小型アクションカメラやフラッシュライトの搭載を可能とする拡張性がウリとなっている。
Photo from K9 Helm
頭部を覆うシングルピース構造のメインシェルは、耐久性の高いナイロン素材を使って3Dプリンターによって出力。また特徴的なそのデザインは、解剖学的な見地からイヌの頭部構造に配慮し動きを阻害しないよう設計されている。採寸にはコンピューターを使用せず、職人の手によりデザインを起こしているとのこと。
Photo from K9 Helm
Optional Cerakote finish