アメリカ陸軍がM870モジュラーショットガンの情報を収集開始

ミリタリーブログサポートチーム

2018年07月12日 13:33

2018年5月23日、ニュージャージー州の米陸軍司令部は「モジュラーコンバットショットガン(MCS:Modular Combat Shotgun)」としてレミントンM870の情報収集を通達した。


Photo from Remington Defense
モジュラーコンバットショットガン(MCS)とはバレルやストックの組み換えによって警備やブリーチングなど用途別の仕様に変更できるショットガンだ。
この通達に対するレミントン社の「M870-24979」の仕様は以下の通り。
・M870レシーバ
・18インチバレル
・ロングマガジンチューブ(+3発)
・ロングマガジンスプリング(14および18インチバレル用)
・14および18インチバレル用のアクセサリーレイルシステム(BARS)
・Speedfeedタクティカルストック
・タクティカルスリング
・チョーク+専用レンチ
・オペレーターマニュアル

このシステムには10および14インチバレルは含まれていないが、サプライヤーはこの仕様に基づいて納品や配送の条件について司令部に回答する必要がある。


Photo from Remington Defense
なお、この通達は情報収集のためのもので、これに基づいて契約するものではないとしているが、アメリカ陸軍がMCSについて強い関心を持っているのは間違いないだろう。

Source: Remington 870 Modular Combat Shotgun

Text: 乾宗一郎 - FM201807
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