スラム街に潜入した女性麻薬取締捜査官の活躍を描くフィリピン発のアクション・スリラー映画『BuyBust』

ミリタリーブログサポートチーム

2018年07月23日 12:07

スラム街に潜入した麻薬取締局の新人女性捜査官の活躍を描くフィリピン発のアクション・スリラー映画『BuyBust』 の海外版レッドバンド・トレーラーが、YoutubeのViva Entertainment公式チャンネルで公開された。

© 2018 Viva Films & Reality Entertainment. All Rights Reserved.
主人公の女性捜査官ニーナ・マニガンを演じるアン・カーティス(Anne Curtis)は、女優・モデル・歌手・TV番組ホストなど多彩に活躍しておりフィリピンでの知名度は非常に高い。本作の役作りのために、フィリピン陸軍特殊作戦軍の特殊部隊「スカウトレンジャー連隊(Scout Ranger Regiment)」から軍人訓練やフィリピンの武道「ペキティ・テルシャ・カリ(Pekiti-Tirsia Kali)」の厳しい指導を受けており、殆どのアクションシーンをスタント無しで演じている。

関連動画:本編格闘シーン「Anne Curtis Buybust Test Shoot」

共演は、米空軍出身の総合格闘家(現ONE世界ヘビー級王者):ブランドン・ヴェラ(Brandon Vera)、タクティカル・トレーナー / 格闘技インストラクター(クラヴ・マガ&カリ) / 爆発物処理ダイバー / 料理人の顔を持つベテランアクション俳優:ビクター・ネリ(Victor Neri)のほか、ジョロス・ガンボア、マラ・ロペス、ノーニー・ブカンミノといったフィリピン映画・TVドラマで活躍中の俳優たちが顔を揃えている。

監督・脚本は、ハリウッド・リメイクが決定しているクライムアクション映画「牢獄処刑人」(原題:On the Job)を手掛けたフィリピン出身のエリック・マッティ(Erik Matti )。マッティ監督は、本作について企画段階から「first full-on action film」(意訳:極限のアクション映画)と譬ており、アクショントレーニングやテストショットなど綿密な事前準備を行い撮影に臨んだ。撮影は2017年3月28日から約50日間続き、延べ1278人のエキストラと309人のスタントマンが参加し、250㎏以上の爆薬が使用された。

2018年8月1日からフィリピンで公開予定。日本での公開は現在未定である。

Text: 弓削島一樹 - FM201807
関連記事