「グリーンベレー」隊員が40Kgのコカインを軍用機でコロンビアから密輸を計画し身柄拘束
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バックパック2つに分けた計40キログラムものコカインを、コロンビアから軍用機で密輸を試みたとして米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」の現役隊員が13日、身柄を拘束されていたことが分かった。
初報したNBCによると、容疑者は第7特殊作戦グループ(7th SFG)所属のダニエル・グールド(Daniel J. Gould)曹長。国内ニュースサイトでは既に顔写真付きで報道されている。
一報をを受けた陸軍特殊作戦司令部は、「調査の完全性と個人の権利保護の観点から実名についての言及を避ける」としながらも、「コカインは飛行機に積み込まれる前に麻薬取締局(DEA)によって発見、事態を把握した仲間の隊員が報告した」「我が司令部は法執行機関の管轄当局に対して全面的に協力している」「今のところこれ以外にリリース情報を持ち合わせていない」とコメントを寄せている。
グールド曹長は2004年に陸軍に入隊。10年以上前(報道によっては2010年とも…)にはアフガニスタンの英雄的活動によってシルバースターの叙勲があったという。
第7特殊部隊グループの担当エリア(AOR: Area of Responsibility)は中南米。面積にしておよそ1,560万平方マイル(=日本の国土面積の約107倍)に及ぶ。これら地域の持つ陸地面積は、全世界のおよそ6分の1に相当し、中南米19ヶ国とカリブ海13ヶ国を管轄している。
Source:
U.S. soldier charged with smuggling 90 lbs. of cocaine from Colombia to Florida
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