2018年09月18日 14:14
米国防総省が「ソニトゥス・テクノロジーズ(Sonitus Technologies)」社との間で、空軍向け「ATAC」個人通信システムのフェイズII開発契約を交わしたことが分かった。契約は「国防革新ユニット (DIUx: Defense Innovation Unit Experimental) 」を通じておこなわれ、数百万ドル規模・複数年に渡るものとなっている。
Photo from Sonitus Technologies
ATACは、空軍の間で『モウラー・マイク(Molar Mic)……奥歯のマイク』として知られるシステム。特許取得済の音響インターフェースと近傍磁界誘導(NFMI: Near-Field Magnetic Induction)技術を使用し、頭部に取り付けていた従来型ヘッドセットを不要とし、外部ノイズを遮断しながらも、発話と聞き取りの両方を歯と顎を使って実現するというもの。
Photo from Sonitus Technologies