カラシニコフの新型自動小銃AK-12の弾倉にはフル装填インジケーターが備わっている

ミリタリーブログサポートチーム

2018年09月21日 12:49


Photo from Kalashnikov Facebook Page
先日、ロシア軍の制式自動小銃に選定されたAK-12。トライアル後も細かく仕様が変更された姿が目撃されている。今回はマガジン底部にインジケーターが備わっていることをカラシニコフのメディア担当者、Maxim PopenkerがFacebookで紹介した。
30発装填すると、弾倉下部の丸穴が塞がる。目で見たり指で触ることでフル装填を確認できる。
こうしたインジケーターは昔から色々な人が自作している。こちらは残弾に応じて窓の色が変わるように改造されている。
I had this idea and thought it might be worth sharing : ak47

イスラエルのEMA社が開発した「CountDown MAG」は残弾数がそのまま表示される。
EMA CountDown MAG at range - YouTube

残弾表示ギミックは「敵から残弾が分かってしまうのではないか」という意見や、戦闘中にいちいち残弾数を確認しているヒマはないという現実もあり、広く普及しているとはいえない。しかし「エイリアン2」のパルスライフルを見ても分かる通り、銃に関するガジェットとしては最もクールなものの一つ、というのもまた事実。いわゆる「フューチャーソルジャー」計画に向けて、これからも新しいものが開発されていくのではないだろうか。

参考:
近未来感溢れるデザインのエアソフト用デジタル残弾表示カウンター - ミリブロNews

Text: Chaka (@dna_chaka) - FM201809
Chaka (@dna_chaka)
世界の様々な出来事を追いかけるニュースサイト「Daily News Agency」の編集長。

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