ミリブロNews
グロック社がフィリピン国防省向け「Glock 17 Gen4」の出荷準備を整え近く輸出予定
ミリタリーブログサポートチーム
2018年10月15日 12:28
グロック社がフィリピン国防省向けに生産した「Glock 17 Gen4」の出荷準備が整い、数週間後に輸出される予定だと、英ニュースサイト:Shephard Mediaが報じている。
グロック社は、2017年9月にフィリピン国防省と契約を交わしており、軍新制式ピストルに採用された「Glock 17 Gen4」×74,861挺と、同数の同社製ホルスター「Glock Safety Holster」を受注している。
関連記事:
⇒
グロック社がフィリピン国防省向け新制式ピストル「Glock17 Gen.4」×74,861挺を受注。同数のホルスターも
今回の契約金額は約3,000万ポンド(=約44億6,130万円)相当となり、グロック・アジア太平洋社(GLOCK Asia Pacific Limited)のスヴェン・デ・サウター社長は「フィリピンはグロック社にとって最も重要は取引先のひとつになった」と述べている。
フィリピンとグロック社の取引は、2010年に警察官のピストル不足(携帯率:全体の約50%)が問題となったことが切っ掛けとなっている。フィリピン国家警察(Philippine National Police)は問題を解消するためグロック社に「Glock 17 Gen4」×74,879挺を発注し、2013年から順次配備を進めた。そして、2017年にはフィリピン国家警察の新制式ピストルに「Glock 17 Gen4」を採用した。
関連記事:
⇒
第4世代グロック17が、地元企業・シグサワー社の提案を押しのけてフィリピン国家警察の新制式ピストルに採用
Source:
Glock expects to begin deliveries to Philippines soon (video)
Text: 弓削島一樹 - FM201810
関連記事
DJI Mavic3カタログスペック解説 Cineモデルとの違いとは?
【ミリタリー雑学】Tan499とかCoyote Brown498って結局ナニ?
ドローンがウクライナ侵攻で果たす役割とは
アメリカがウクライナに10Km先のターゲットを狙えるUAVを供給か
ドイツ企業が新型の空挺装甲車の開発を開始
ロシアの2つの艦艇向け新型対空防御システム
台湾が105mm砲搭載の新型装甲車の開発を発表
Share to Facebook
To tweet