「ハリス」と「L3」が合併。新会社『L3ハリス・テクノロジーズ』は全米6位の巨大防衛請負業者に
Screenshot from L3 Technologies and Harris Corporation
軍用無線通信・エレクトロニクス関連の開発を手掛ける米国の『ハリス社(Harris Corporation)』と『L3テクノロジーズ社』の合併が発表された。市場価値で34億ドル(=約3,800億円)におよぶ全米で6位、世界でも10位の規模を誇る巨大防衛請負業者の誕生となる。
新会社『L3ハリス・テクノロジーズ(L3 Harris Technologies)社』は、フロリダ州メルボルンに本社を置く48,000名の従業員から成る巨大軍需企業。世界100ヶ国に顧客を抱え、2018年度では160億ドル(=約1兆7,900億円)の純売上、税引き前利益で24億ドル(=約2,690億円)と19億ドル(=約2,130億円)の純現金収支を生み出すと見られる。
ドナルド・トランプ政権下における国防総省関連の巨額プロジェクトへの参加に対応するため、資金調達の急増が背景にあるとのこと。
合併に係る作業は、2019年半ばに終える見込み。
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