米外交安全保障局(DSS)が主力火器搭載用の照準レーザーとしてBEメイヤーズ製『MAWL-DA』を採用

ミリタリーブログサポートチーム

2018年10月31日 13:00

米国務省隷下の「外交安全保障局(DSS: Diplomatic Security Service)」が、BEメイヤーズ社(B.E. Meyers & Co.)製品の採用を正式に決定した。

Photo from B.E. Meyers
採用が決まったのは、低照明・無照明な環境下での利用を想定した主力火器(プライマリーウェポン)搭載用の照準・照明レーザー『MAWL-DA(Modular Advanced Weapon Laser - Direct Action)』。


Photo from B.E. Meyers
SOCOM Mk18のようなショートカービン用を想定した人間工学に基づく設計で、トップレールのスペースを活用。取り付けによる影響を最小限に抑えるようオフセット装着することで、ガンハンドリングの際に射手の視野を妨げず、サポートハンドでのボタン操作を追求している。


Photo from B.E. Meyers
また、「マルチファンクションスイッチ」の実装により、サポートハンドの指先で、短距離(5~40m)、中距離(100m後半)、長距離(200m~)と、交戦距離に応じて3段階のレーザー出力を直感的におこなえる。

デュアル電源オプションにより、CR123またはAAバッテリー(単三乾電池)に対応。モデュラーデザインを採り入れたことで、利き腕の左右に関係無い「アンビ(ambidextrous)」仕様となっている。

Source: U.S. Diplomatic Security Service Selects MAWL-DA as its Primary NIR Weapon Laser
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