イスラエル防衛関連企業『エルビット・システムズ』が国営小火器メーカー『IMIシステムズ』の買収を完了

ミリタリーブログサポートチーム

2018年11月26日 12:20


Photo from IMI Systems.
This photo is for illustrative purposes only.
イスラエルの大手防衛請負事業者である『エルビット・システムズ(Elbit Systems)社』が25日、国営『IMIシステムズ(IMI Systems)社』の買収を完了させたと発表した。

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2013年にイスラエル政府が議会を通じて、IMI社の買収を承認・発表しており、エルビット社を含む5社がそれに名乗りを上げていた。
買収に当たりエルビットは、政府に対して既に18億新シェケル(NIS)(=約546億円)の支払いを終えている。また、買収後の業績が一定水準(ベンチマーク)を超えた際に追加で1億新シェケル(=約30億円)の支払い条件が盛り込まれている。

「ウージー(UZI)」「ガリル(Galil)」「タボール(Tavor)」…と豊富なバトルプルーフを伴い開発された世界有数の小火器メーカーとして知られる「イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ(IMI)」は2016年に、ブランド名称&ロゴを変更し「IMIシステムズ」として始動している。
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