米陸軍がスナイパーライフル『M110 SASS』×2,000挺・5ヶ年契約に向けた供給事業者を模索

ミリタリーブログサポートチーム

2019年05月29日 11:58


Photo by Justin Connaher
米陸軍が、『M110 SASS(Semi-Automatic Sniper System)』の供給事業者を求めた情報提供(RFI)を呼び掛けている。

関連記事:
ナイツ社(KAC)が米陸軍『M110』スナイパーライフルの契約を総額18億円超で獲得。2024年末に完納予定

Photo by Thomas Alvarez
M110 SASSは、800メートル先の対人狙撃において、精確且つ迅速な射撃能力を提供するもので、MIL-STD 1913 レイルシステム、バックアップ用アイアンサイト(BUIS)、調節機能付き銃床、バイポッド、10発装填の弾倉×4個、20発装填の弾倉×4個、スリング、リューポルド(Leupold)製3.5-10xスコープ、MIL-PRF-32316準拠のサプレッサーを備えている。

呼び掛けの対象には「全ての事業者」と「新規の事業者」に分かれており、この内の全ての事業者の項目では、『推定契約期間を5ヶ年とし、総数を約2,000挺』としている。

また陸軍は、『今回のM110 SASSに向けた情報提供依頼を、CSASSの要件と混同しないで欲しい』と付記している。

応札事業者においては、2019年6月28日までに8ページのほどの資料と併せてEメールでの提出が求められている。

Source: M110 - Solicitation Number: W15QKN19R06K7
関連記事