東大阪に本店を構えるガンショップ FIRST 主催のサバイバルゲームイベント、「SVG アンリミテッド (Unlimited) 」が 13 日に開催された。今開催で 11 回目を数えるこのゲームイベントには、汗ばむほどの陽気の中で関西各地を中心に、380 名のサバイバルゲーマーが大集結。広大な敷地の中で繰り広げられた白熱のバトルの他、豪華景品付きで文字通りのビッグイベントとなった。
開会式も程々におこなわれた恒例の朝一抽選会では、発売されたばかりで品薄状態が続く PlayStation 4 Pro が贈られた。これに触発され、会場のボルテージも一気に高まっている。
奈良県都祁友田町にある FIRST オフィシャルフィールド「ブッシュマスター (Bushmaster) 」が SVG Unlimited の舞台。集まった 380 名のエアソフト戦士達は、赤・青・黄に分かれ、陣取りゲーム (イナバトゥーン戦)、三つ巴戦を戦い抜く。イベントならではのスペシャルルールが設定され、同店定例会でお馴染みのフィールドも、普段とは一味違うゲームが楽しめる。
スタート!の合図と共に、一斉に敵陣目掛けて攻撃を仕掛ける参加者たち。フルオート射撃による激しい発砲音が響き渡る。
参加者の中でも特に目を引くのが、陸自迷彩の戦闘服に身を包んだ参加者の多さだった。典型的な日本の山野における植生となっているフィールド内では、自衛隊迷彩が特に相性バツグンだ。
交戦距離が長いこのフィールドでは、少し離れてしまえばプレイヤーの姿を見事に溶け込ませてくれる。
加えて、サイレンサー (サプレッサー) をはじめ、消音 (減音) 効果を追求したエアソフトを投入している参加者も多く見掛けた。
感覚器官全てを研ぎ澄ませる中では、聴覚を攻略することが勝敗を分ける一因となるだけに、ビジュアル的に溶け込ませるのと同じくらいに重要となってくる。発砲時に手元で鳴り響くピストンの打撃音と違い、消音加工を施すことで、ターゲット側では思いのほか減音効果が期待できる。
【LayLax公式動画/No.45】MODE2 サプレッサー消音効果
そして SVG Unlimited と言えば、ミリタリールックだけでなく様々なコスプレ要素を楽しむプレイヤーも多く参加している。こちらはまるで「鳥人間」、医師用ペスト防護マスク (仮面) を付けたプレイヤー。リアルツリー迷彩のポンチョを纏うことで迷彩効果も追求していた。
またセイフティーエリアでは、ファーストのアイコン的存在として馴染んできたポラリス ATV「エムレイザー (MRZR-2) 」が展示され、多くの参加者が記念撮影。ゲスト参加していた「みりどる」乙夜さんは、LayLax 4D プリントにより陸自迷彩プリントが施された L.A.S. KRYTAC 電動ガン TRIDENT ALPHA CRB を手にし撮影が行われていた。
イベント内イベントとして、恒例のブーニーハットを使った「飛んでけブーニーハット」がおこなわれた。ルールは単純、愛用のブーニーハットの飛距離を競うもので、この日の 1 位の飛距離を記録した人とには豪華景品が贈られる。
協賛出店したエアソフトパーツメーカー LayLax (ライラクス) 社ブースでは、「オラガンコンテスト」の写真撮影がおこなわれていた。撮影された写真は順次 LayLax オフィシャルサイト上で紹介される予定だ。
ブッシュマスターのロングレンジを使って、ファースト製作部自信のカスタムガンを試射することができた。規制適合のパワーの下、ノーマルエアガンでは成し得ない、驚異の長距離射撃が実現する。
腕自慢のエアソフトスナイパーが競い合う、恒例の「スナコン (スナイパーコンペ) 」もおこなわれていた。
延べ参加者 90 名の頂点に立ったこちらの男性が、飛んでけブーニーハットの優勝者。
続いて毎回激戦のスナコンでは、ベテランのエアソフトスナイパーが優勝。記念品としてギリーベースが贈られた。
この日予定されていた全行程を終了し、閉会式を迎えた後に参加者待望の大抽選会がおこなわれた。
なお、この他に撮影した当日の写真は下記ミリブロ公式 FaceBook ギャラリーにて大量に公開中となっているので、是非こちらもご覧頂きたい。