米陸軍が将来の戦闘ブーツに役立つ可能性を持つ「目新しい素材」の市場調査通知を発出
米陸軍戦闘能力開発司令部(CCDC: Combat Capabilities Development Command)・兵士センターが、将来の戦闘用フットウェアシステムに役立つ可能性を持つ「目新しい素材」についての市場調査通知(Sources Sought Announcement)を発出している。
U.S. Army photo by Staff Sgt. Felicia Jagdatt
This photo is for illustrative purposes only.
これは陸軍が掲げる戦闘ブーツにおける改良の取り組みの一環でおこなわれるもので、主に気温華氏70~120度(摂氏約21~49度)といった暑い環境下での最適化に関心が寄せられている。
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Army photo by C. Todd Lopez
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・耐久性と防護性を持つフルグレイン(表面未加工)の牛ハイドレザーでできた軽量なアッパー素材
・現行の陸軍戦闘ブーツよりも密度の低いミッドソール素材であり、加水分解に強いもの
・足に馴染む時間が早い
・柔軟性の高いソールシステム、特に破断線(break line)や母指球(ball area)において行軍中の快適性を高め、足の疲労を軽減させる
・通気性を向上させて、ブーツ内の空気を流れるようにする
・毛管作用の向上で足から汗や水分を掃き出す
・歩行や走行時に物理エネルギーの反発力を増加させる
・乾燥時間の短縮化
・中足を安定させて支えながら適切な屈曲ポイントを維持するグラスファイバーまたはスチールシャンクの代替品
応答事業者については、10月25日までに電子メールで10ページを最大とする資料を添えて提出することが求められている。
Source: Novel Materials for Use in Army Combat Footwear
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